イエローハット

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株式会社イエローハット
Yellow Hat Ltd.
種類 株式会社
市場情報 東証1部 9882
1995年11月~上場中
略称
本社所在地 日本の旗 日本 
東京都千代田区岩本町1-7-4
電話番号
設立 1962年3月15日(創業:1961年10月
業種 6050
事業内容 自動車用部品及びカーアクセサリーの販売(卸売及び小売)
代表者 堀江 康生(代表取締役社長
資本金 150億72百万円(2019年3月31日現在)
売上高 単体968億34百万円
連結1,392億00百万円(2019年3月期)
総資産 単体970億09百万円
連結1,053億20百万円(2019年3月期)
従業員数 単体178人
連結3,499人(2019年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 有限会社幸栄企画 13.60%
イエローハット共和会 5.98%
(2019年3月31日現在)
主要子会社 グループ企業の項目を参照
関係する人物 鍵山秀三郎(創業者)
外部リンク http://www.yellowhat.jp/ (日本語)
特記事項:

株式会社イエローハット英称Yellow Hat Ltd.)は、東京都中央区に本社を置くカー用品チェーン。東証1部上場企業。創業者鍵山秀三郎は、「日本を美しくする会」の発足者で、社員による清掃活動や企業収益の一部を社会に還元する活動でも知られている[1]

概要と社名について[編集]

同業他社のオートバックスと並び、カー用品量販店の大手一角である。国内でチェーン店を展開、海外にも店舗がある。黄色のカウボーイ・ハットがロゴマーク。社名の由来は公式に「人とクルマの共存」や「交通安全」を願って「通学時に児童がかぶる黄色い帽子」から付けた[2]中華人民共和国での中国語表記は、そのまま「黄帽子」である。黄色い帽子をかぶったタイヤのような猫のようなマスコットキャラクターが存在する。名前は「ハットにゃん」。かつては緑地に黄色の帽子マークの外観でYellow Hat であったが現在では一部の店舗を除き黄色の外観に統一されている。

業態[編集]

  • イエローハット
  • maxイエローハット
イエローハットの大型店で全国各地に展開。スーパーオートバックスと業態が似ているが、書籍やCDなどは扱っていない。
  • イエローハット リサイクルマーケット
アップガレージのようにユーザー買取品を中古販売していたが現在は全て閉店。

沿革[編集]

  • 1961年(昭和36年)10月 - 鍵山秀三郎東京都千代田区麹町において、「ローヤル」創業[1]
  • 1962年(昭和37年)3月 - 株式会社に改組し、株式会社ローヤル設立[1]
  • 1967年(昭和42年)6月 - 東京都千代田区三番町9番地に本店を移転[1]
  • 1975年(昭和50年)11月 - 直営店第1号『イエローハット宇都宮南店』を開設[1]
  • 1976年(昭和51年)8月 - 東京都大田区北千束に本社を移転[1]
  • 1981年(昭和56年)4月 - 株式の額面変更を目的として、休眠会社の嶋田産業株式会社が、(旧)株式会社ローヤルを吸収合併し、(新)株式会社ローヤルに商号変更。
  • 1982年(昭和57年)4月 - グループ店第1号『イエローハット鎌ケ谷店』とグループ店契約を締結[1]
  • 1993年(平成5年)- 鍵山秀三郎と賛同者35名による『日本を美しくする会』が発足[1]
  • 1990年(平成2年)12月 - 株式を店頭登録。
  • 1995年(平成7年)12月 - 東証第二部に上場。
  • 1997年(平成9年)
    • 9月 - 東証第一部に上場
    • 10月 - 株式会社イエローハットに商号変更。
  • 1998年(平成10年) - 鍵山秀三郎が社長を退任、相談役に就任する[1]。後任は長男の鍵山幸一郎。
  • 2001年(平成13年)
    • 3月 - 東京都目黒区青葉台に本社を移転。
    • 9月 - 台湾に海外第1号店『イエローハット石牌(シーパイ)店』を出店。
  • 2008年(平成20年)10月 - 伊藤忠商事の子会社『株式会社アイ・シー・エス』より、『オートテック』『PIT100』10店の譲渡を受ける[3] 。鍵山秀三郎が相談役を、幸一郎が社長を辞任。社長は常務の堀江康生が昇格。
  • 2009年(平成21年)3月 - 東京都中央区日本橋に本社を移転。
  • 2012年(平成24年)1月 - 地域営業力の強化策として、7社の子会社を設立し、店舗譲渡を行う。
  • 2012年(平成24年)
  • 2014年(平成26年)
    • 5月 - 株式交換により、株式会社ウィル(現 連結子会社)を完全子会社化。
    • 10月 - イエローハット京丹後峰山店の開店により、イエローハットの国内総数が600店舗となる。
  • 2018年(平成30年)6月 - 東京都千代田区岩本町に本社を移転。

創業者[編集]

創業者の鍵山秀三郎は初めて就職した会社での経験から、トイレ掃除が自分や周囲の意識を変え、会社社会をも変えるとの信念を持った経営に取り組み、「凡事徹底」を提唱し「物を整理し掃除することは頭を掃除することでもあり、ムダや汚れに気づくようになる」との考えを持つにいたった。その体験談や思想は多くの書籍に集積されている。社員の掃除活動はその後、社外にまで広がりを見せ、会社から半径2.5㎞の道路公園ごみ拾いに始まり、10種類以上もある資源ごみに細かく分類する作業にまで及んだ。さらに、ごみ専用倉庫を建設したり、企業収益の一部を社会へ還元する動きにまで発展させる。1991年平成3年)には、鍵山とその賛同者35名による「日本を美しくする会」が発足。掃除実践隊である「掃除に学ぶ会」はその後、全国122か所のほか、中国台湾ブラジルニューヨークなど海外にまで広がった[1]

不祥事[編集]

景品表示法違反(有利誤認)[編集]

2017年12月1日、2016年8月から11月の新聞折り込みチラシで、カーナビドライブレコーダーのセール価格の隣に「当店通常価格」を記載していたが、実際には連続でセールを行っていたため、通常の販売価格とは言えず、消費者の選択判断を歪めるとして、景品表示法違反(有利誤認)で消費者庁から再発防止の措置命令を受けた[7]

スポンサー[編集]

CM[編集]

「タイヤで選ぶならイエローハット!」でお馴染みのCM出演者

2012年
2016年
2017年
2018年
2019年

グループ企業[編集]

連結子会社[8]
完全子会社

 ・

  • 株式会社ひがし北海道イエローハット- カー用品販売業(本社・札幌市)
  • 株式会社北海道イエローハット - カー用品販売業(本社・札幌市)
  • 株式会社越後イエローハット - カー用品販売業(本社・新潟県)
  • 株式会社栃木イエローハット - カー用品販売業(本社・宇都宮市)
  • 株式会社群馬イエローハット(旧・株式会社リーディング) - カー用品販売業(本社・埼玉県)
  • 株式会社埼玉イエローハット(旧・株式会社プロテック) - カー用品販売業(本社・埼玉県)
  • 株式会社千葉イエローハット(旧・株式会社トム) - カー用品販売業(本社・千葉県)
  • 株式会社東東京イエローハット- カー用品販売業(本社・東京都)
  • 株式会社西東京イエローハット - カー用品販売業(本社・東京都)
  • 株式会社神奈川イエローハット(旧・株式会社SLP) - カー用品販売業(本社・神奈川県)
  • 株式会社山梨イエローハット - カー用品販売業(本社・笛吹市)
  • 株式会社静岡イエローハット - カー用品販売業(本社・静岡市)
  • 株式会社愛知イエローハット-(旧・株式会社ギャラック) - カー用品販売業(本社・愛知県)
  • 株式会社東海イエローハット - カー用品販売業(本社・愛知県)
  • 株式会社アクティブ - カー用品販売業(本社・京都府)
  • 株式会社大阪イエローハット - カー用品販売業(本社・東大阪市)
  • 株式会社兵庫イエローハット - カー用品販売業(本社・神戸市)
  • 株式会社四国イエローハット - カー用品販売業(本社・香川県)
  • 株式会社ライブリィ - カー用品販売業(本社・岡山県)
  • 株式会社広島イエローハット(旧・株式会社モンテカルロ) - カー用品販売業(本社・広島県)
  • 株式会社山口イエローハット - カー用品販売業(本社・山口市)
  • 株式会社プロフィ・オート - カー用品販売業(本社・福岡県)
  • 株式会社イッシン - カー用品販売業(本社・福岡県)
  • 株式会社大分イエローハット - カー用品販売業(本社・大分市)
  • 株式会社ジョイフル - カー用品販売業(本社・宮城県)
  • 株式会社イエローハット・ファイナンス - コンサルティング業と金融業(本社・東京都中央区)
  • 株式会社2りんかんイエローハット - オートバイ用品店「2りんかん」の運営(本社・東京都中央区)
  • 株式会社SOX・イエローハット - バイク販売店「SOX」(ソックス)の運営(本社・埼玉県川口市)
  • 株式会社トレッド・イエローハット - 中古カー用品販売業(本社・神奈川県)
  • 株式会社山陰イエローハット。(本社・島根県)
持分法適用会社
非連結子会社[9]
  • 株式会社オカヤマイエローハット

かつてのグループ企業[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]