三丁目の夕日

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概要[編集]

三丁目の夕日」は西岸良平原作・ビッグコミックオリジナル小学館)にて、1974年9月20日号より連載中。2013年4月20日号に体力の衰えなどの理由に『月イチ掲載のごあいさつ』を行い、以降は毎月1本(ビッグコミックオリジナルは毎月2回発行)の連載となる。

昭和30年代の東京都の架空地区「夕日町三丁目」を舞台に、人々が様々な出来事を体験する群像劇である。

当初は読み切り短編「夕焼けの詩(うた)」からスタートしたが、鈴木家が転居してからはシリーズ化し、現在の「三丁目の夕日」へ改題された。成人誌だけあって、人の腹黒い一面、昭和30年代の過酷な生活、普通に人物の死も描かれている名作である。

あらすじ[編集]

東京都郊外の「夕日町三丁目」では、今日も様々な人間模様が繰り広げられている。夕日町へ転居した少年・鈴木一平も色々な出来事を経ていく。

アニメ版[編集]

1990年10月16日から毎日放送ホスト局、TBS系で放送され、一回2話構成だった。しかし、裏番組が国民的アニメの「ドラえもん」だった事と、秋山宇宙飛行士特番、及び湾岸戦争報道特番等で十分に放送出来ず、全国ネットは全18回で打ち切り。第19回から最終回迄は関西ローカルのみの放送となった。 但し、関西ローカル時代の新作は7回のみで、残りは全国ネット時代の再放送となった。

その後、2003年に東京MXが再放送し、関東地区では13年目にして完全放送された事になり、その前後に北海道放送も完全放送を達成している。

本アニメ版は1980年代から構想があったものの、内容が子供向けでは無く難しい等の理由で棚上げが続いてしまった。そして、TBSは本作の失敗を教訓に枠を変えた次回作「少年アシベ」で三丁目の問題点を克服するも、アシベもまた、TBSの経営悪化、及び再建計画の影響を受けてしまう。

映像ソフト化されなかったのと、2010年に製作プロダクションだったグループ・タックが倒産した為、「幻の作品」と呼ばれている。

実写映画版[編集]

-2005年に映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の題名で映画化し、2007年には「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の題名で2作目が、2012年には「ALWAYS 三丁目の夕日'64の題名で3D映画として三作目が公開された。 -監督やスタッフの昭和30年代への拘りは一見の価値ありである。