木下駅

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木下駅

木下駅(きおろしえき)は、千葉県印西市木下にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線(我孫子支線)のである。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅2008年平成20年)に完成した橋上駅舎を有する。

以前は木造の駅舎が北側に置かれていたが、2007年(平成19年)5月に、橋上駅舎化(鉄骨・RC造)にむけて着工した。新駅舎は延べ床面積約210 平方メートルで、外観は木の素材感を生かしたものとなっている。上下ホームにそれぞれエレベーターが設置され、バリアフリー対策がなされている。自由通路は全長37 m、幅員約4.5 mとなっている。2008年12月16日に自由通路開通記念式典が開かれ、翌17日から駅舎と自由通路が使用開始された。さらにホーム上屋などの工事が行われ、2009年(平成21年)3月に完工した[1]

かつて存在したホーム同士を結ぶ木造の跨線橋(オーバーブリッジ)は、1935年昭和10年)7月18日まで国鉄成田駅で使用されていたものである。解体後当駅に運ばれ、2008年(平成20年)9月29日までの約73年間使用されたのち、翌9月30日から橋上駅舎使用開始までの間、完成済の駅舎の一部を跨線橋として使用していた。その後、従来の跨線橋は同年11月から12月頃にかけて撤去された。トイレは車椅子対応の水洗式で、改札外の北口と南口の双方の1階に設置されている。

湖北駅管理の直営駅で、みどりの窓口(営業時間 6:00 - 21:00、休止時間あり)・自動券売機自動改札機が設置されている。

発車メロディは、1番線が「星空の下」、2番線が「瞬く街並み」となっている。いずれも櫻井音楽工房のものである。なお、自動放送は存在しない。

のりば

1 成田線(下り) 成田方面
2 成田線(上り) 我孫子上野方面
  • 地上駅舎時代は、朝5時台の上野行2本は1番線に発着し、重い荷を背負う行商人が階段を上下しなくてすむよう配慮がなされていた。
  • 現在も信号設備上は1番線での我孫子方面列車の発着が可能である。
  • 何らかの理由で一部運休になった場合に列車が当駅1番線にて折り返しになることがある。

利用状況

2012年度の乗車人員は1日平均2,171人であった。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1990年 3,556
1991年 3,603
1992年 3,603
1993年 3,618
1994年 3,471
1995年 3,397
1996年 3,392
1997年 3,159
1998年 3,230
1999年 3,212
2000年 3,040
2001年 2,935
2002年 2,855
2003年 2,771
2004年 2,754
2005年 2,734
2006年 2,739
2007年 2,716
2008年 2,652
2009年 2,609
2010年 2,342
2011年 2,206
2012年 2,171

駅周辺

駅周辺は古くから木下街道宿場町として栄え、旧木下町の歴史の趣を残している。近くを通る国道356号には数々の店が並ぶ。

バス路線

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
木下駅(南口)   神崎線 割野・千葉ニュータウン中央駅・船尾車庫・八千代緑が丘駅 津田沼駅 ちばレインボーバス
木下ルート(東京電機大学スクールバス) 印西市役所通・インパレス ハラ前・千葉ニュータウン中央駅 東京電機大学 ちばレインボーバス
木下駅南口   中ルート(高花・牧の原・別所回り) 割野・高花・印西牧の原駅南口・別所・木下駅南口 市役所 印西市ふれあいバス
中ルート(別所・牧の原・高花回り) 別所・印西牧の原駅南口・高花・割野・木下駅南口 市役所
東ルート(平岡・小林回り) 平岡宮堤・鳴沢・小林駅前・馬場入口・木下駅南口 市役所 印西市ふれあいバス
東ルート(小林・平岡回り) 平岡宮堤・馬場入口・小林駅前・鳴沢・木下駅南口 市役所
布佐ルート 水神宮前・布佐駅東口・松山下公園・木刈四丁目 千葉ニュータウン中央駅北口 印西市ふれあいバス
市役所 印西市ふれあいバス
木下駅前(北口)   西ルート(永治・牧の原・小倉回り) 松山下公園・木刈四丁目・千葉ニュータウン中央駅北口・小倉・木下駅前 市役所 印西市ふれあいバス
西ルート(小倉・牧の原・永治回り) 松山下公園・小倉・千葉ニュータウン中央駅北口・木刈四丁目・木下駅前 市役所
市役所 印西市ふれあいバス

隣の駅

東日本旅客鉄道
成田線(我孫子支線)
布佐駅 - 木下駅 - 小林駅

脚注

  1. 交通新聞2008年12月26日

関連項目

外部リンク