キラーソフト

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キラーソフトとはキラーアプリケーションの一種であり、コンシューマーゲームハードウェアの販売を促進するのに多大な影響力があった、もしくはそのソフトが発売される前から多大な影響力があると期待されているゲームソフトを指す名称である。キラータイトルとも呼ばれる。また、巨費によるアドヴァタイズメントで良作と位置づける作品。単純に売り上げのよかった作品を指す場合もある。

消費者がゲーム機に求めているのは「どのような魅力的なソフトがプレイできるのか」という一点に尽き、どれだけ高性能であっても「このゲームをプレイするためならハードを買ってもいい」と思わせるソフト(=キラーソフト)が出なければハードは売れない。そのため、ゲーム機メーカーにとっては、魅力的なソフトウェアをどれだけ自陣営に揃えることができるかが重要になる。32ビットゲーム機戦争でプレイステーションの勝利を確定させたファイナルファンタジーVIIや、プレイステーションポータブルとの競争においてニンテンドーDSの優勢をほぼ確定した脳を鍛える大人のDSトレーニングシリーズ等、ゲームハード機の競争において決定打となる場合も多い。

パーソナルコンピュータなどにおいて、ゲーム以外のソフトウェアも含めてキラーアプリケーションと呼んだり、より一般的にキラーコンテンツと呼ぶこともある。また、音楽業界(主にヒップホップなど)で、多くの人に非常に好まれている曲などをキラーチューンと呼ぶ。

キラーソフトが生まれる背景[編集]

キラーソフトには大別して二種類の形が存在する。ひとつはハードウェアの性能向上によってソフトウェアの表現の幅が広がり斬新で面白い「新作」ソフトウェアが発売され、そのソフトがゲーム機全体の売り上げを牽引するというパターンである。もうひとつは、過去に実績のある名作ゲームの続編、いわゆる「シリーズもの」、「続編もの」と呼ばれるパターンである。

「一強皆弱」が常とされる日本のゲーム機市場においては、口コミで評判が広がる前者のようなソフトも勿論重要であるが、ハード売り上げの初動に大きく関わってくるのはブランドイメージを持つ後者である。特に、名作と呼ばれるロールプレイングゲームの続編を自陣営に誘致できるかどうかが、ゲーム機市場の覇権争いに最終的な決着を付ける場合が多い。

キラーソフトの例(日本国内)[編集]

ファミリーコンピュータ[編集]

スーパーファミコン[編集]

NINTENDO64[編集]

64DD[編集]

ニンテンドーゲームキューブ[編集]

ゲームボーイゲームボーイカラー[編集]

ゲームボーイアドバンス[編集]

ニンテンドーDS[編集]

PCエンジン[編集]

メガドライブ[編集]

セガサターン[編集]

ドリームキャスト[編集]

3DO[編集]

PC-8801mkIISR[編集]

MSX[編集]

X68000[編集]

  • グラディウス
    ソフト単体では市販せず、パソコン本体へのバンドルであったが、そのグラフィックのインパクトは本体初代モデルの販売に大きな効果を及ぼした

プレイステーション[編集]

プレイステーション2[編集]

プレイステーションポータブル[編集]

Xbox[編集]

Xbox 360[編集]

プレイステーション3[編集]

Wii[編集]

関連項目[編集]

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